うまい棒10円の謎 と 企業と人の努力


時は、西暦1979年。
オイルショックの只中、原材料高騰の影響を受け、子供向けの低価格お菓子が売り場からどんどん消えていき、子供が買えるお菓子がなくなっていった。
やおきんさんは考えた。
子供達が笑顔になれる、
子供のお小遣いでも買えるお菓子を販売したい!
との思いから、「うまい棒」という商品を新発売。

「うまい棒」
企画・販売は、株式会社やおきん。
製造は、リスカ株式会社。

なぜ40年を経ても
税込10円(コンビニ参考)が成り立つのか。
原材料の高騰等に応じて、随時、うまい棒の穴の大きさや棒の長さを微調整して、利益を守っている。
棒に穴があいている形状は、輸送の際の商品割れ防止効果もあり、不良品がでないよう工夫している。

このようにして、子供達の笑顔や夢を今も奪わずにいてくれている。


・子供にとっては、10円で、楽しくかつ為になるお買い物ごっこがリアルに体験できる

・値段が全てではないけれど、企業側にとっては、「10円」という他社ではなかなか真似できない看板商品・企業PR商品として、成立していると思う

・味も比較的おいしいし、コスパ的にも満足。


たまに、うまい棒のコーンポタージュ味や、めんたい味が食べたくなる。

なお、原価が一番高いのは、たこやき味とか。→タレ二度塗り。

今度、うまい棒の穴の大きさや棒の長さをいくつか比較してみたいなぁ。大きさの違いを発見するのがおもしろそう。


「チロルチョコ」は、昔10円→現在税込21円からに変更になっている。昔よりサイズ大きい?

幼少期に流行って好きだった「ビックリマンチョコ」は、30円から今や86円(税込)に。誰が買うの?? 子供が買えるレベルじゃないヨ。( 国の景品表示法違反という名目で無理矢理値上げさせられた。当時子供だった大人が買うのかな、コンビニの結構目につきやすいいい位置に陳列されていた ) 。当時はスーパーから、中のおまけシールだけが盗まれていて、結構おいしいのに肝心のウェハースチョコさんだけ置き去りにされていた。子供ながらに複雑な心境でした。

最近、ハッピーターンが1枚だけ入った個袋が20円位でコンビニ販売されていたんだけど、これってどうなのかな。。無性にハッピーターンを1枚でもいいから食べたくなる人は買うのかな。。。出張のお供とか?
おせんべいに対して、袋が大きすぎて、すかすか感がなんかかわいそう。袋をもう少し小さめにしてフィットさせるか、おせんべい2枚入りに変える、とかは?


果てしなく終わりのない「企業努力」は、どの企業さんも休まず続いていくのだろう。
そしてそこには人である「社員」さんが頭をぐるぐるひねらせながらアイデアを練る姿が目に浮かぶ。





ハローおさおさん

おさおさんのプロフィール情報/ 健康/ 食/ 生きる/ 人と人が2人集まれば異文化交流/ 異年齢交流の喜び・友達は0才〜100歳まで/ 日本語あそび/ 明治〜昭和の歌の研究/ (癒し系画像コーナーあり。PC・スマホ対応。)

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